2007年09月18日

結婚相談所とは

その名の通り「結婚相手について相談するところ」です。結婚は一人では出来ません。
一番必要なのは【パートナー】相手です。男性も女性も相手がいないことにはどうしようもありません。
しかし、自分で探した相手と相性や価値観があわず時が過ぎ、自分では探すパワーの薄れた時や、
まだまだ相手を見つけられるけど妥協をするのが嫌!まだまだ若いし、出会いモテる!と考えた時、ここへたどり着くようです。

どうして結婚?

私は結婚相談所に自分の登録をしたことはありません。運命か早くにパートナーと巡り会って
今に至っています。しかし私の周囲はこの時期は自分のために全てを使っていました。その為か?
20代後半には【焦り】が出てきたのです。焦った友達たちは口々に【条件】を言うようになりました。
年収・容姿・生活環境ets・・。既婚者の私から見れば結婚することってこんなことなのかな?
と正直感じていました。
「どうして結婚したいの?」と聞いたことがあります。その答えは「将来1人はなりたくないから・・」
セックスできる相手は欲しい」、「子供が欲しいから」さまざまでしたがこの希望を自分の手でつかむのは相当な労力を必要とするな・・と感じました。

相談所のシステム

以前、友人が3ヶ所の相談所に登録していたことがありました。ある日そのうちの1つに連れて
行ってもらいました。そこはビルの中にあり入り口に入ると年配の女性が2人座っていました。
名前を名乗ると一人の女性がファイルを持ってきました。そこにはたくさんの男性の上半身の写真
とプロフィールが書いてありました。生年月日にはじまり最終学歴や仕事や女性に求めることや
家族構成が書いてあると教えてくれました。当時は【個人保護法】など言うものもなかったので
部外者の私も少しは見ることができましたが、現在では当事者と保護者?以外の人が厳禁に
なっている所もあるそうです。料金は入会金5.000円、結婚が成立すれば100.000円、紹介1人に
対してのシステム料が女性5.000円でした。(男性も同じかもしれないのですがここは詳しく見ていません)

相談所に来る人々

相談所に来ている方は30代の方が多いです。もちろん40代の方もいました。でも30代それも
前半の方が男女とも多かった印象があります。どうしてなのでしょう?
思うに20代は相談所に行くことがなくても出会いはあります。一番輝いている20代に惜しくも
運命の人に出会えなかった30代前半、ある程度の家柄の方は周囲から「結婚は?」
と圧力をかけられ焦り(自分と言うより周囲が)登録に来ているのでしょう。40代になると周囲にも
【諦め】が出てくる時期だと思います。相談所に来る人々から私なりに結婚の1つのポイントは
【30代】ではないかと思いました。

登録の勧誘

友達に連れられて感じたことですがやはり【女性が少ない】ことでした。男性のファイルは大量にあり、
こんな田舎にここまで男の人が(独身の)いるんだな・・と思いました。そして【重要と供給】ではないけど比率がどう見ても正比例しているとは思えず、女性はどうやって会員を増やしているのだろう・・と疑問に思った時にふと思い出したことがありました。以前、実母が「最近よく○○(私)宛に電話がかかってきて【娘さんは○○高校で○○大学ですよね?娘さんはお帰りですか?】って聞くから
【娘は結婚して別のところにすんでますよ】って言ったら電話を切るのよ。」
・・これってもしかして登録の勧誘?と頭をよぎりました。友達の話を聞いても
「女性も学歴もある程度ないといけないし、なんか面倒よ、相談所って」と言うしこれは
相談所からでは・・と思い今度かかってきたら母に詳しく聞いてみて!とお願いしましたが2度
とかかってくることはありませんでした。女性は登録している方が少なく、またこういったシステムには
ある程度の学歴を要するものです。

お見合いパーティー体験記

相談所とは多少システムが違いますが【お見合いパーティー】も一種の相談所のようにうつりました。
もう時効だとは思うのですが既婚者の私が参加したときのことです。企画は友達の知人で規模はホテルの会場でしたので大きなパーティーでした。ところがここでも女性が少なく困った、とのことで急遽【サクラ】になりました。当日会場に行ってみて驚いたことは【男性は真剣】【女性は半分サクラ?】という印象でした。女性はタダというのもあってか友達同士でお茶したり立食パーティーでしたので食事をしたり・・。男性は単独参加の方が多く、女性に声をかけたりしてました。この差って・・と思ったのですが客観的に見渡すと滑稽な風景だっったのを覚えています。終盤になると司会者?の方がお互いにここを出てからも会いたい方の連絡先などを交換してください、とアナウンスしていました。そこでまたびっくりだったのが数時間の出会いで結構交換する人が多かったことです。正直「そんなに話してた?」と思うような人も交換してました。おそるべしお見合いパーティーでした。

農村パーティー

これは何だろう?と思われる方もいると思いますが【専業農家】の跡取り息子さんと集団でパーティーを
することです。農家の跡取りさんはどうしても倦厭されがちです。そこで村や町が企画をして公民館などで出会いの場を提供します。ここにも私の先輩が行きまして豪農の一人息子さんの所に嫁がれました。写真で見れば【イケメン】です。先輩より年下ですし、当たり前ですがお金持ちです。ただ【農業】の跡取りさんであると言うことで出会いがなかった、と本人は言っておりました。そうえいば結婚相談所にも農家の方もいると友達が言っていたのを思い出しお金があってイケメンでもやはり譲れないものはあるのかな・・などと思いました。

恋愛では難しいものが相談所にはある

恋愛はごく一部の方を除いてはまず【相性】から入っていくものだと思います。初めて出会った2人が
話したり何度か話をするうちにビビビッと惹かれお互いをもっと知りたいと思い恋に落ちるものだと。
相談所にはそんな感情的なものはありません。最初にあるのは【自分の願う条件】です。恋愛で
自分の願う条件を最初にあわせるのは至難の業だと思っています。【結婚と恋愛は別!】と思われる方はぜひ一度行ってみることをお勧めします。

相談する際の注意点

これは友達に聞いたことなのですが相談する時はあつかましい位自分の希望を伝えましょう、ということです。【持ち家で次男】【お医者様か企業家】などあつかましいような条件を普通に言っているのにはびっくりしました。また男性も【料理が得意で大卒で・・】など、おい!!と思えることが普通に言われてました。お金を出して出会いを求める以上相手に対して妥協すると自分の理想と全く似つかない方と会ってしまい、シクテム料まで発生するようです。中には仲介役のおばさん・おじさんに説教されて
「こんないい人いないわよ。一度会ってみたら?」
「いつまでたってもそんな人いないわよ。この人なら一番近いわよ」
とか口車にのせられることもあるようです。相談所の仲介人も大半は出来高のようなので
とにかく紹介して成立させたい、そんな裏も見えます。
自分の理想に出会うためにはあつかましくなってください。

幸せになるひとつの場所

最後に、結婚が決まれば式場をはじめさまざまな業種がおめでとう一色で動き始めます。しかし
それらが動き出す前の人と人との結びつきを案内するこの相談所に登録した人たちは相当の勇気を
必要とするものだと思います。恋愛中と大きく違うのはある意味での【利害関係】が当事者間で発生
することです。お互いの理想を相手に求め愛情はその次に湧いてくる、恋愛結婚の私には残念ながらわからないのですが少なくとも客観的に見ていた相談所に向かう友達に対しては「結婚は妥協できないものだな」でした。恋愛結婚にも妥協はないと思います。ただ、愛情を含め【情】で結婚することもあると思いますが、いい意味でも自分の信念を貫くための方々の希望をかなえてくれる場所が相談所なんだと思いました。